2015.02.12

異物同定に新たな力

こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の木曽です。

この度、研究室に新しい機材が導入されました。
有機物の同定に有効な赤外分光光度計「IRAffinity-1S」です。
FTIR全景.JPG
どの様な用途に使用するか簡単に説明すると、何なのか分からない物質を特定する機械です。
これまでは、依頼されたサンプルに対して顕微鏡観察や燃焼試験などの方法でしか異物を調査することが出来ず、推察の域でしか報告することが出来ませんでしたが、この機械によって赤外分光法による物質の特定が行えるようになります。
赤外分光法とは、サンプルに赤外線を照射し、透過または反射した光を測定することで、サンプルの構造解析を行う分析方法です。
チャック付き袋.JPG
試しに、どこにでもあるチャック付の袋の正体は何かを分析してみると、赤外吸収スペクトル(IRスペクトル)が下のグラフのように現れ、PE(ポリエチレン)であることが分かります。
チャックつき袋.png
この物質ごとに固有であるIRスペクトルをデータベースと照合させることによって、物質を特定するのです。
ただし、金属などの無機物を測定することは出来ないため、同定できる物質に制約があります。
これからは、精度の高い異物同定報告書を作ることが出るようになりますので、より多くのお客様にご利用頂きたいです。

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