2017.12.06

カニの季節

こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の高橋です。

まだ12月の上旬ですが、寒気が強まったこともあり雪が降りました。
平野部はそれほどでもありませんでしたが、峠は少し積もっていました。
雪.JPG

カニのシーズンでもありますので、日本海側の観光地には多くの観光客が訪れます。
先日、そのカニにまつわる虫が捕獲されました。
カニムシ.JPG

これは、カニムシという節足動物の一種です。
サソリにかなり似ていますが、尻尾は無く、毒もありません。
分類的にはクモに近い仲間です。
こんな虫が日本にいたのかと思われるかもしれませんが、
割りと普通に生息しており、公園の木の下などにもいます。

普段は、海辺や石の下や森林などで暮らしているので、
屋内に置かれた捕獲用トラップに捕まるのはかなり珍しいです。
食性は肉食で、トビムシなどをハサミで捕まえて食べているそうです。
トビムシは、屋内でもよく発生するため、それをエサとしていたのかもしれません。

2017.07.28

太古のハエ?

こんにちは昭和リーブス福知山店研究室の木曽です。

夏本番で毎日暑い日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

先日、よく行くアクセサリーショップにて珍しいペンダントを見せて貰いました。
DSC_1434.JPG
コハクのペンダントですが、ルーペを使ってよく見てみると中に虫が入っています。
DSC_1433.JPG
コハクは樹液などの天然樹脂の化石だそうで、コハクの中の虫は化石になる前のおよそ数百万年から数千万年の虫という事になります。
ハエの一種だと思いますが、仕事帰りでルーペを持っていたことで幸運にも大昔の虫を見ることができました。
しかし、やはり顕微鏡で見てみないと確実には分かりません。
虫を見ると、すぐにそれが何なのか特定しようとするのは職業病なのかもしれませんね。
夏場は多数の虫が活動する時期であり、急に虫の同定依頼が増えています。迅速に対応させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

2017.05.12

アリ?

こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の吉田です。

暖かくなり、庭でアリをたくさん見かけるようになりました。
以前から庭に住み着いているアリの巣もコロニーが大きくなり過ぎたのか、
1つだった出入口が2つに増えていました。

朝、会社に行こうと家を出ると外壁をアリが歩いていました。

IMG_3226.JPGのサムネール画像

朝早くからよく働くな~と感心していると何か様子が変です。
よく見ると、アリではなく、アリにそっくりなアリグモではありませんか。

姿も似ているのですが、もっとすごいのが前脚の2本をせっせと動かし、
アリの触角のように動かしていることです。
クモは脚が8本なので、前脚2本を触角に似せることでアリと同じ6本脚に見え、
さらに完成度が高くなっています。

P5120055.JPG

アリに擬態(似せること)することで、そっとアリに近づき捕食するのか
と思いきや、意外とアリは好まないようで、どうやらアリに擬態することで
外敵から襲われないようにカムフラージュしているという説(ベイツ型擬態)
が有力らしいです。

虎の威を借る狐ではなく、アリの威を借るクモのようです。

2017.04.28

冬越ししたバッタ

こんにちは、株式会社昭和リーブス福知山店の高橋です。

4月のこの時期としては珍しい成虫のバッタを捕獲しました。
これはバッタ目キリギリス科のクビキリギスで、キリギリスの一種です。

クビキリギス1.JPGバッタ目キリギリス科 クビキリギス 体長55-65mm

クビキリギス2.JPG雑食性で、赤く鋭い牙が特徴的。

日本に分布するバッタのほとんどは、卵で越冬しますが、
クビキリギスはライフサイクルが丁度半年分逆転していて、
7月頃に孵化した幼虫が9月から10月頃に成虫になり、そのまま越冬します。
今年は大雪が何回かありましたが、このクビキリギスはそれを乗り越えたということです。
4月頃には、草むらで鳴く虫はほとんどいませんので、
「ジー」と鳴く声が聞こえたら、それはクビキリギスかもしれません。

2016.12.05

冬の楽しみ

こんにちは昭和リーブス福知山店研究室の木曽です。

先日、家族で「京都イルミエール」へ行ってきました。
毎年どこかのイルミネーションを見に行くのですが、京都府1位との評判に惹かれて今年はここに決めました。
中でも、特に興味深かった作品は普段接している虫たちです。
キャラクター化して光らせると誰も害虫だとは思わないし、不快に思っている人はいなかったので、見せ方の工夫が素晴らしかったです。
土曜日だったのと、評判を聞きつけてか、他府県からも多数の人が来られていました。
現在はインターネット等で詳細な情報を得ることが出来るので、集客のためにはいかに情報を発信するかが重要だと感じました。
ムカデ.JPG
虫たち.JPG
イルミネーション.JPG
これから先はどんどんと寒くなり、虫を見る機会や外へ出る機会が減りますが、出来るだけ外へ出て冬にしか得られない虫の生態や時期的な消長を学びたいと思います。

2016.11.17

深まる秋と共に...。

こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の木曽です。

忙しかった夏を過ぎ、気づけば紅葉の季節となりました。
先日、本社近くの醍醐寺というお寺へ行き、境内の紅葉を見てきました。
暖冬であった昨年とは異なり、葉の色付きが鮮やかで感動しました。
来週の11月23日は、この醍醐寺下の三段池公園がスタート、ゴールとなる福知山マラソンが開催されます。弊社からも数名のランナーが出場しますので、結果は後日お伝えします。
醍醐寺③.jpg
①醍醐寺.jpg

この時期、森林や山の近くにお住まいの方を困らせるのが、越冬のために屋内へ侵入するカメムシです。ハチやムカデのように人に危害を加えるわけではありませんが、身を守るために発する臭いが本当に強烈で1匹でも侵入してほしくありません。
また、カメムシの侵入が多い年は大雪が降ると言われているので、今年は雪が多いのかもしれません。
私の家も雑木林に近く、毎年あらゆる窓から侵入してきますので、11月初旬に窓枠に薬剤の塗布を行いました。
対策を相談し、言われる通りに施工して今のところ侵入を防止することが出来ているので、本当に良かったです。
カメムシにお困りの方は、お気軽に弊社までご相談下さい。
DSCN0290.JPG

2016.09.29

近頃、問い合わせが多い虫

こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の木曽です。

今日は9月後半に頻繁に問い合わせや同定依頼があった虫を紹介します。
今年は本当に問い合わせが多く、多くの方が見られたのではないでしょうか。
発見される場所や体の色から、もしかして白アリ?と疑われるこの虫の塊の正体は「キイロシリアゲアリ」というアリの女王アリ達です。体長が7mmとやや大きいので、人目に付きやすいのかもしれません。

キイロシリアゲアリ.JPG
キイロシリアゲアリは、日本全国で見られる普通種で雑草やコケ類に覆われた地中や立木の普及した部分に巣を作ります。
そして、9月上旬から下旬にかけて繁殖のために羽アリ(雄アリと女王アリ)が巣から飛び出し、結婚飛行を行います。
羽アリは夕方に飛び出し、街灯や建物から漏れる灯りに集まり、その後、女王アリが建物やブロック塀の周囲に塊状になって集まる習性があるため、翌朝に発見された人が「建物内から発生したのではないか?」「建物に危害を加えるのでは?」と心配されるのだと思われます。
しかし、キイロシリアゲアリは人や建物に危害を与える虫ではありません。
羽アリの発生は9月上旬から下旬のみであり、塊状になった女王アリも巣穴を掘るため、数日で姿を見ることはなくなります。
ですが、普段見かけない虫が沢山いれば誰もが不安になることでしょう。そんな時はお気軽に弊社へお問合せ下さい。
何かわからない虫の生態や対策を調べ、お客様の不安を解消いたします。

2016.08.20

スズメバチにご注意!

こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の木曽です。

先日、食品工場の調査の合間にハチ駆除のご依頼を頂いたお宅に同行しました。
車を降りてお家を見上げると、ちょうど真上4m位の所に巣があり、すぐに見張りのハチが威嚇に下りてきたので大変驚きました。
DSCN6168.JPG


DSCN6169.JPG
巣の大きさは直径40cm程で、施工担当者によると、この時期にしては大きいとのことでした。
巣の外にいる働きバチも多かったです。

依頼者の方にお話を聞いたところ、巣の存在は早くから気付いていたが、小さかったのでしばらく放置していたところ、かなり大きくなっていたので慌てて弊社へ依頼したとのことでした。
DSCN6201.JPG

これから先は、巣もどんどんと大きくなり、働きバチの数も大幅に増えます。また、次の世代となる新たな女王、新たな王を守るために働きバチが凶暴になるため、受傷事故も増えます。
厚生労働省の統計によると、毎年20人前後の方がスズメバチに刺されて亡くなられているようですので、事故を防止するために巣を発見された場合は、速やかに弊社までご相談頂きますようお願いします。

2016.07.26

ムカデ捕獲

こんにちは昭和リーブス福知山店研究室の高橋です。

活きの良いムカデが手に入りました。
今回入手したのはオオムカデ目オオムカデ科のトビズムカデです。
体長が8センチから15センチになる日本産のムカデでは最大級の種です。

ムカデ全体.JPGこの個体は8センチ程度と並ですが黒光りする立派な体です。

ムカデ牙.JPGそして獲物を捕獲する鋭い牙を備えています。

ムカデは人間に見つかった瞬間に踏み潰されたり、殺虫剤で攻撃されてしまうため、
こうして無傷で捕獲するのは意外と難しいです。
良い機会なのでしばらく飼育して生態を観察することにします。

2016.06.14

クロバネキノコバエ大発生!

こんにちは昭和リーブス福知山店研究室の木曽です。

今日は初めてクロバネキノコバエの大発生を目の当たりにしました。
クロバネ③.JPG
以前から、毎年この時期になると一時的に多数の問い合わせがある虫ですが、私自身は被害を体験したことが無く、「地面が真っ黒になるほど」というのは少し大袈裟ではないかと思っていました。
ところが、いざ目の当たりにすると全く大袈裟ではなく、建物の地面に近い場所は写真の通り真っ黒になっていました。
近くに見られたクモの巣も、巣全体にクロバネキノコバエが引っかかっており、的の様になっていました。
クロバネ②.JPG
写真では小さくて分かりにくいですが、顕微鏡で拡大して見てみると黒い虫は全て体長1mm程のクロバネキノコバエです。(目盛は1mm)
クロバネ④.JPG
クロバネキノコバエは暖冬の年に大発生する傾向があり、今年はまさにその条件に当てはまります。
この虫は、ハチの様に人を刺したりカの様に血を吸う虫ではなく、人に被害を及ぼすことはありません。
ただし、医薬品工場や食品工場、飲食店に多数侵入すると、製品や料理に混入して被害を及ぼすことがあるので、工場や飲食店では建物内への侵入防止に厳重な注意が必要です。

1.クロバネキノコバエの特徴
   体長  1~2mm
   体色  黒色~暗褐色 羽があります。
2.生態
   ・雨が降った翌日が晴れると、多く発生します。
   ・1日のうちでは、朝方(夜明けから午前10時頃)に多く発生します。
   ・水分を適度に含んだ腐葉土などのある場所(野山、畑、植木鉢等)に産卵し、幼虫・蛹を
    経て、20日程度で成虫になります。
   ・発生場所など不明な点が多く、ピンポイントで駆除を行うことが難しい虫です。
3.発生時期
    4~6月及び9月~11月 特に梅雨時期に大発生します。
4.対策
   ・多く発生する時間帯である朝方は、扉や窓を開放したままにせず、極力閉めて下さい。
    また、網戸を通り抜けるほど小さいため、網戸がある窓であっても極力閉めて下さい。
   ・屋外に扇風機を置いて、侵入経路となる窓、ドアに成虫が近寄らないように横や下から
    風を送るのも有効です。
   ・屋内換気扇を使用する場合、窓を閉め切ると屋内の気圧が低くなることで成虫が扉や窓
    のサッシの隙間から吸い込まれることがあるため、大量発生している時間帯での換気扇
    の使用には注意が必要です。

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