2018.12.07

珍虫?

こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の吉田です。

研究室に珍しい虫が持ち込まれました。
私もこの虫を直接見るのは初めてです。

PC070092.JPG

アリと見間違う方がほとんどではないでしょうか。
実は、ハチ目アリモドキバチ科に分類されるハチの一種です。

アリとの関係が推定されているらしいのですが、生活史はよくわかっていないようです。
又、雌は翅が無く通常土の中で生活しているため、見かけること自体が稀だそうです。

これからも珍しい虫が捕まったらご紹介していきま~す。

2018.09.28

キイロシリアゲアリの女王

こんにちは昭和リーブス福知山店研究室の木曽です。

先日、定期の昆虫モニタリング調査でとある工場へお邪魔した際にキイロシリアゲアリの女王を見かけました。
コンクリートの隙間に茶色の粒が動いているので、遠目にもよく分かります。
DSCN6980.JPG
翅が残っているものもいたので、結婚飛行を終えたばかりの集団と思われます。
DSCN6982.JPG
このキイロシリアゲアリの女王ですが、色が一般的に目にする黒いアリと違い、黄色褐色であるため、昨年はヒアリと間違われて沢山駆除されたと聞きました。
ヒアリは体長が2~6mm程度、キイロシリアゲアリの女王は7mm前後なので大きさで迷うことがあるかもしれませんが、ヒアリの体は赤茶色です。また腹部の色の違いで見分けることもできます。ヒアリは腹部の色が黒いですが、キイロシリアゲアリは全体の色と同じような色をしています。
キイロシリアゲアリは人を刺したり、家屋に被害を与える有害なアリではありませんが、結婚飛行後の女王アリが集団になる習性があり、建物の周囲に集まるため、不快害虫となります。
しばらくすると土に潜るため、目にすることはなくなりますが、虫についてご不明なことや不安なことがありましたら、お気軽に弊社へお問合せください。

2018.08.31

キイロシリアゲアリ来襲!

こんにちは。昭和リーブス福知山店研究室の木曽です。

昨晩、我が家のトイレにキイロシリアゲアリの羽アリが大量に侵入してきました。
初めは首筋に虫が歩いているのを感じ、手で掴むと羽アリでした。
DSC_1093.jpg
キイロシリアゲアリの雄アリであることを確認し、天井を見上げた時は既に手遅れでした。
天井や電球の周りに100匹程はいるでしょうか。電球はLEDなので、虫を誘引する紫外線は発していないはずなのに、沢山群がっています。DSC_1085.jpg
DSC_1087.jpg
職業柄、普段から沢山の虫を見ていますが、狭いトイレの中に沢山の虫が飛び回っている様子はやはり不快に感じました。
すぐに窓を閉め、殺虫剤を使おうかと思いましたが、結局死骸を清掃するのは同じだし、すぐ後に子供たちが入るかもしれないので、殺虫剤を使わずに掃除機で地道に吸い取りました。
今日で8月も終わりますが、黒アリの種類によっては夏以降も羽アリが飛び出して建物内へ侵入します。
気温が下がると窓を開放される機会が増えると思いますが、窓からの虫の侵入を防止するために、網戸の目を細かくしたり、夜間は照明の灯りが漏れないように必ずカーテンを閉めていただきますようお願いします。
シロアリの羽アリとクロアリの羽アリの見分け方については、下記の通りです。
羽アリ.pdf
沢山の虫が活動している時期ですので、虫でお困りのことが多々あると思います。
そんな時は、お気軽に弊社にご相談頂きますようお願いします。

2017.12.06

カニの季節

こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の高橋です。

まだ12月の上旬ですが、寒気が強まったこともあり雪が降りました。
平野部はそれほどでもありませんでしたが、峠は少し積もっていました。
雪.JPG

カニのシーズンでもありますので、日本海側の観光地には多くの観光客が訪れます。
先日、そのカニにまつわる虫が捕獲されました。
カニムシ.JPG

これは、カニムシという節足動物の一種です。
サソリにかなり似ていますが、尻尾は無く、毒もありません。
分類的にはクモに近い仲間です。
こんな虫が日本にいたのかと思われるかもしれませんが、
割りと普通に生息しており、公園の木の下などにもいます。

普段は、海辺や石の下や森林などで暮らしているので、
屋内に置かれた捕獲用トラップに捕まるのはかなり珍しいです。
食性は肉食で、トビムシなどをハサミで捕まえて食べているそうです。
トビムシは、屋内でもよく発生するため、それをエサとしていたのかもしれません。

2017.07.28

太古のハエ?

こんにちは昭和リーブス福知山店研究室の木曽です。

夏本番で毎日暑い日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

先日、よく行くアクセサリーショップにて珍しいペンダントを見せて貰いました。
DSC_1434.JPG
コハクのペンダントですが、ルーペを使ってよく見てみると中に虫が入っています。
DSC_1433.JPG
コハクは樹液などの天然樹脂の化石だそうで、コハクの中の虫は化石になる前のおよそ数百万年から数千万年の虫という事になります。
ハエの一種だと思いますが、仕事帰りでルーペを持っていたことで幸運にも大昔の虫を見ることができました。
しかし、やはり顕微鏡で見てみないと確実には分かりません。
虫を見ると、すぐにそれが何なのか特定しようとするのは職業病なのかもしれませんね。
夏場は多数の虫が活動する時期であり、急に虫の同定依頼が増えています。迅速に対応させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

2017.05.12

アリ?

こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の吉田です。

暖かくなり、庭でアリをたくさん見かけるようになりました。
以前から庭に住み着いているアリの巣もコロニーが大きくなり過ぎたのか、
1つだった出入口が2つに増えていました。

朝、会社に行こうと家を出ると外壁をアリが歩いていました。

IMG_3226.JPGのサムネール画像

朝早くからよく働くな~と感心していると何か様子が変です。
よく見ると、アリではなく、アリにそっくりなアリグモではありませんか。

姿も似ているのですが、もっとすごいのが前脚の2本をせっせと動かし、
アリの触角のように動かしていることです。
クモは脚が8本なので、前脚2本を触角に似せることでアリと同じ6本脚に見え、
さらに完成度が高くなっています。

P5120055.JPG

アリに擬態(似せること)することで、そっとアリに近づき捕食するのか
と思いきや、意外とアリは好まないようで、どうやらアリに擬態することで
外敵から襲われないようにカムフラージュしているという説(ベイツ型擬態)
が有力らしいです。

虎の威を借る狐ではなく、アリの威を借るクモのようです。

2017.04.28

冬越ししたバッタ

こんにちは、株式会社昭和リーブス福知山店の高橋です。

4月のこの時期としては珍しい成虫のバッタを捕獲しました。
これはバッタ目キリギリス科のクビキリギスで、キリギリスの一種です。

クビキリギス1.JPGバッタ目キリギリス科 クビキリギス 体長55-65mm

クビキリギス2.JPG雑食性で、赤く鋭い牙が特徴的。

日本に分布するバッタのほとんどは、卵で越冬しますが、
クビキリギスはライフサイクルが丁度半年分逆転していて、
7月頃に孵化した幼虫が9月から10月頃に成虫になり、そのまま越冬します。
今年は大雪が何回かありましたが、このクビキリギスはそれを乗り越えたということです。
4月頃には、草むらで鳴く虫はほとんどいませんので、
「ジー」と鳴く声が聞こえたら、それはクビキリギスかもしれません。

2016.12.05

冬の楽しみ

こんにちは昭和リーブス福知山店研究室の木曽です。

先日、家族で「京都イルミエール」へ行ってきました。
毎年どこかのイルミネーションを見に行くのですが、京都府1位との評判に惹かれて今年はここに決めました。
中でも、特に興味深かった作品は普段接している虫たちです。
キャラクター化して光らせると誰も害虫だとは思わないし、不快に思っている人はいなかったので、見せ方の工夫が素晴らしかったです。
土曜日だったのと、評判を聞きつけてか、他府県からも多数の人が来られていました。
現在はインターネット等で詳細な情報を得ることが出来るので、集客のためにはいかに情報を発信するかが重要だと感じました。
ムカデ.JPG
虫たち.JPG
イルミネーション.JPG
これから先はどんどんと寒くなり、虫を見る機会や外へ出る機会が減りますが、出来るだけ外へ出て冬にしか得られない虫の生態や時期的な消長を学びたいと思います。

2016.11.17

深まる秋と共に...。

こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の木曽です。

忙しかった夏を過ぎ、気づけば紅葉の季節となりました。
先日、本社近くの醍醐寺というお寺へ行き、境内の紅葉を見てきました。
暖冬であった昨年とは異なり、葉の色付きが鮮やかで感動しました。
来週の11月23日は、この醍醐寺下の三段池公園がスタート、ゴールとなる福知山マラソンが開催されます。弊社からも数名のランナーが出場しますので、結果は後日お伝えします。
醍醐寺③.jpg
①醍醐寺.jpg

この時期、森林や山の近くにお住まいの方を困らせるのが、越冬のために屋内へ侵入するカメムシです。ハチやムカデのように人に危害を加えるわけではありませんが、身を守るために発する臭いが本当に強烈で1匹でも侵入してほしくありません。
また、カメムシの侵入が多い年は大雪が降ると言われているので、今年は雪が多いのかもしれません。
私の家も雑木林に近く、毎年あらゆる窓から侵入してきますので、11月初旬に窓枠に薬剤の塗布を行いました。
対策を相談し、言われる通りに施工して今のところ侵入を防止することが出来ているので、本当に良かったです。
カメムシにお困りの方は、お気軽に弊社までご相談下さい。
DSCN0290.JPG

2016.09.29

近頃、問い合わせが多い虫

こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の木曽です。

今日は9月後半に頻繁に問い合わせや同定依頼があった虫を紹介します。
今年は本当に問い合わせが多く、多くの方が見られたのではないでしょうか。
発見される場所や体の色から、もしかして白アリ?と疑われるこの虫の塊の正体は「キイロシリアゲアリ」というアリの女王アリ達です。体長が7mmとやや大きいので、人目に付きやすいのかもしれません。

キイロシリアゲアリ.JPG
キイロシリアゲアリは、日本全国で見られる普通種で雑草やコケ類に覆われた地中や立木の普及した部分に巣を作ります。
そして、9月上旬から下旬にかけて繁殖のために羽アリ(雄アリと女王アリ)が巣から飛び出し、結婚飛行を行います。
羽アリは夕方に飛び出し、街灯や建物から漏れる灯りに集まり、その後、女王アリが建物やブロック塀の周囲に塊状になって集まる習性があるため、翌朝に発見された人が「建物内から発生したのではないか?」「建物に危害を加えるのでは?」と心配されるのだと思われます。
しかし、キイロシリアゲアリは人や建物に危害を与える虫ではありません。
羽アリの発生は9月上旬から下旬のみであり、塊状になった女王アリも巣穴を掘るため、数日で姿を見ることはなくなります。
ですが、普段見かけない虫が沢山いれば誰もが不安になることでしょう。そんな時はお気軽に弊社へお問合せ下さい。
何かわからない虫の生態や対策を調べ、お客様の不安を解消いたします。

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