現場奮闘日記

2021.09.30

旅する蝶

皆様こんにちは。すっかり秋めいてきましたが、いかがお過ごしでしょうか?昭和リーブス舞鶴支店PCO担当の冨室です。

皆さんは渡り鳥の様に長距離の旅をする蝶がいるのをご存じですか?「アサギマダラ」と言う蝶で大型の大変美しい蝶です。先日(926日)、由良川沿いの某所を訪れた時「フジバカマ」の花に数匹が蜜を吸いに飛来していました。

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昨年の同じ時期にも同じ場所で見かけたので、周辺をよく見るとフジバカマを栽培されていたのでした。アサギマダラの成虫はフジバカマの花の蜜が好きで、栽培している所によく飛来するそうです。

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この蝶は初夏には北へ、秋には南へ長距離移動を行う事で知られています。中には1500㎞以上も移動する個体もあるそうで、本土から南西諸島や台湾まで移動したりもするそうです。凄くないですか!

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私は見ていないのでよく知らなかったのですが、アニメや漫画で大人気の「鬼滅の刃」という作品に出てくる「胡蝶しのぶ」というキャラクターはこの「アサギマダラ」の成虫を基にデザインされているそうですね。

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この蝶は幼虫もなかなか愛嬌のある姿をしており興味のある方は図鑑やインターネットで調べてみて下さい。ただし、見た後どうなっても責任は一切負いかねますが・・・()

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2021.09.08

ヤブガラシにご用心

皆様こんにちは。まだまだ暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。わたくし、舞鶴店に勤務いたしますPCO担当の冨室と申します。今回初めてブログに記事を書かせて頂きます。

先日、お客様の所で「ヤブガラシ」が花を咲かせているのを見かけました。皆さんは「ヤブガラシ」という植物をご存じでしょうか?ヤブガラシはブドウ科のつる性植物で様々な場所でよく見かけます。ヤブガラシは夏頃から、写真(8月6日舞鶴市内にて撮影)のような花を咲かせるのですが、秋が近づくとこの花に、スズメバチやアシナガバチの仲間が蜜をなめに集まってきます。なんでもヤブガラシの花はスズメバチの短い舌でも蜜がなめられる様な形状をしているから特に好まれるのだそうですが、撮影時にはまだ集まってはいませんでした。 

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スズメバチの仲間は他の昆虫を襲いますが、これらは幼虫の餌となるだけで、成虫自らは花蜜、樹液、巣の幼虫が口から出す液体などを餌としています。何故液体しか口にしないかと言うと体の構造に理由があり、腹部第一節(人間で例えるなら「腰」の様に見える部分)が極端に細くなっており固形の物は通過しにくいのだそうです。

何故第一節だけ細くなっているかと言うと・・・と説明しだすと(私は説明好き!)切りがないので割愛しますが、たまに「巣は見当たらないのに、庭にハチがたくさん飛んで来る。怖いので何とかして欲しい。」という相談を受けます。このような場合、行ってみるとヤブガラシが原因であったという事がありました。

わたくし共も巣があれば、それがたとえ天井裏であっても駆除は出来ます。が、しかしハチが飛んでこない様にはなかなか出来ません。お住いの庭などに「ヤブガラシ」を見られたら、ハチが集まってくる前に取り除かれる事をお勧めいたします。ただし取り除くにもコツがいる様で、インターネットに色々な方法が出ています。よろしかったらご参照ください。

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