2013.08.05
最近よく見る虫 その3(チャタテムシ)
こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の木曽です。
休日に家の掃除をしたのですが、普段めったに入ることが無い客間の畳を見ると、あの虫が発生していました。
どこにどんな虫がいるのかお分かりですか?
小さくて分かりにくいですが、写真の中央やや左にチャタテムシがいます。大きさは畳表のイグサの幅と同じくらいですので1mm位です。
このままでは分かりにくので、顕微鏡で拡大した写真をご紹介します。
チャタテムシは家屋内で最も普通に見られる虫で、主にカビ類や酵母をエサにしています。
高温多湿な場所で良く生育し、貯蔵食品や畳、壁紙、家具等から大発生する場合があります。このような場合、対象物にカビが発生しエサが豊富になっていることが多い。
梅雨時期の6月、高温多湿の8月、秋雨時期10月頃によく発生します。
ダニやノミの様に人に危害を与えるものではありません。
今回我が家でチャタテムシが発生した原因としては、滅多に入る部屋ではないため、あまり窓を開けることが無く風通しが悪かった事と、掃除する間隔があいてしまった事が挙げられます。
チャタテムシには申し訳ないのですが、さっそく隅々まで掃除機をかけて吸い取りました。食品工場などでは、この後に消毒用アルコールや殺虫剤を散布するのですが、小さい子供がいる我が家ではそこまでするわけにもいかず、日中家にいる時は窓を開けて、最低でも週に1度は掃除機をかけようという家ルールが出来ました。
ほんの僅かな気配りで発生を防止することが出来る虫ですが、お困りの方はお気軽に弊社までお問い合わせ下さい。