2022.11.24

第30回福知山マラソン

こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の木曽です。

昨日はコロナ禍で3年延期されていた第30回福知山マラソンが開催され、私も3年ぶりに
福知山市内を走ってきました。
レース中はあいにくの雨でしたが、沿道から沢山の声援をいただき、沢山の力を貰うことが出来ました。
私の他にも2名の社員が出場され、2名とも無事に完走されたので本当に良かったと思います。
福知山マラソンと言えば、ゴール前1kmは名物の上り坂です。
3年振りなので、こんなにきつかったか?と思いながらですが、ここでも多くの声援のお陰で何とかゴール出来ました。
ゴール前の表情が昨日の全てを物語っています。
雨対策のビニールも、結局スタートからゴールまで着たままでした。
マラソン2022.jpg
結果は目標としていた2時間48分切りに程遠く、大変残念な結果となりましたので、
来年は目標を達成できるよう、1年間しっかりと準備します。
完走証.png
大会関係者の皆様、応援いただいた皆様、本当にありがとうございました。

2022.11.10

フワフワ

こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の吉田です。

今日はスズメに似ている虫が研究室に持ち込まれました。
これです。

全体2.JPG

フクラスズメという見たままの名前です。
スズメという名がついていますが、スズメガの仲間ではなくヤガ科の蛾です。
冬にふっくらと丸まっているスズメの姿に似ているところから、この名前がつけられたといわれています。
この蛾は成虫のまま冬を越しますので、カメムシ同様、安全に冬越しできる場所を探して人家に入ってくることがあります。

個人的にすごいなと感心してしまうのが、動物並みに覆われたフワフワの体毛です。

腹面側の状態(画像をクリックしていただくと拡大します。)
腹面.JPG
さらに拡大
腹面拡大.JPG

虫感が無いぐらい毛で覆われています。
虫なのに、この毛量。なんか不思議な気がするのは私だけでしょうか?

2022.11.09

皆既月食Part2

こんにちは、昭和リーブス福知山店技術研究室の田村です。

昨日、自宅の庭で皆既月食を観察しました。
私の住んでいるところでは少し雲がかかり、見にくい時もありましたが、写真に収めることができました。
IMG_7128.jpg
以前、当ブログで福知山店技術研究室の木曽さんが皆既月食の観察についての記事を投稿されていましたが(当ブログ2011年12月の投稿をご覧ください)、その時から約11年が経ち、再度私が投稿させていただきました。
※皆既月食の仕組みは、画像のみでの解説とさせていただきます。以前の記事をご確認ください。
月食の仕組み.jpg
今回の皆既月食は、多くの地域で月の高度がある程度高くなる時間帯に皆既食となったらしく、観察しやすい条件であったそうです。
そのため、肉眼でも十分見ることができました。
私は2010年(学生時代)に部分日食も観察したことがあるのですが、日食は月食と違い肉眼では観察できず、黒い下敷きなどを使用して観察したのを覚えています。
日食とは違いますが、皆既月食を見て、何か懐かしい気持ちになりました。
次に皆既月食を見ることができるのは2025年3月14日(一部地域のみ)らしいので、機会があれば観察したいと思います。

2022.10.26

寒くなると...

こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の田村です。

先日、淡路島の兵庫県立公園あわじ花はじきにコスモスを見に行きました。
すごくきれいに咲いており、夢中になって写真を撮りました。
好天に恵まれ、気温も高く、この時期にしては少し暑く感じるぐらいでした。
image3.jpegコスモスを楽しもうと思ったのですが、職業柄コスモス畑にいる虫たちにも目が行ってしまいます。
暖かかったおかげか、ゴミムシやアブラムシ、羽アリといった様々な虫が多く見られました。(写真はありませんが...)
しかし、このように暖かい時期も残りわずかで、もうそろそろ寒い時期がやってきます。
活発に活動していた虫たちも寒さには弱く、今後はあまり見かけなくなるでしょう。
人間も同じく寒さには弱く、動きが鈍くなります(私もそうです)
特に寒くなると風邪をひいたり、体調を崩す方が多くなることでしょう。
これからの時期、私自身も体調管理には十分注意したいと思います。

2022.10.24

世界に一つだけのお皿

こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の吉田です。

先日、自治会主催の陶芸教室に参加させていただきました。
芸術センスが無いこともあり、今まで陶芸をしたいと思ったことが無く、今回も初めはあまり気乗りしませんでしたが、自治会長のすすめもあり参加しました。

今回はお刺身を盛り付けるお皿をイメージして作ることにしました。
用意された丸形の粘土を叩いて、皿状に伸ばしていきます。
薄く伸ばし過ぎると焼いた時に割れるそうで、薄すぎないように叩き、縁も少し持ち上げ、自分なりに納得のいくお皿ができたような気がしました。
後は、先生が窯で焼いてくれて完成です。
数週間後の完成を楽しみにしながら、軽い足取りで帰路につきました。

後日、参加者の皆が集まり、各々が作った思い入れのあるお皿を受け取りました。
私のお皿だけ見当たらず、窯に取り残されていたというハプニングがありましたが、何とかその日のうちに無事届けていただけました。

これがそのお皿です。【写真クリックで拡大】

お皿.JPG

おそらく他の方が見れば何気ない普通のお皿だと思うのですが、私にとっては世界に一つだけのお皿ですので、感慨深いものがあります。

興味の無いことは面倒臭かったり、初めてすることには失敗を恐れて敬遠しがちですが、新しいことにチャレンジすることで、また違った自分が見つかったり、新しい楽しみが発見出来ることに改めて気付かされました。
今回の陶芸教室は、プライベートだけでなく仕事でも、どんどん新しいことに挑戦してみたいと思わせてくれる出来事でした。


<翌日、ツバスを捌いて盛り付けました>
お刺身.jpg

2022.09.30

女王バチの貫禄

こんにちは昭和リーブス福知山店研究室の木曽です。

先日、キイロスズメバチの女王を採取することが出来たのでご紹介します。
私達の部署でも、繁忙期になると高所で作業を行う際などに脚立を支える補助役として現場へ同行することが稀にあります。
9月になるとスズメバチの巣は大きく成長しており、ハチの個体数も数百匹に増加しているのですが、今回は巣が換気ダクトの中という限られた場所であったため、巣が小さく、働きバチの数も少数でした。
DSCN0155.JPG
駆除後に巣の欠けらや巣から落下したハチを履き集めていると、1匹だけ明らかに大きな個体がいたので持ち帰ることにしました。
DSCN0164.JPG
標本用に温水で油分を取り除いた後に広げてみると、働きバチよりも一回り大きい点と腹部が目立って太い点から、女王バチだと確信しました。
右側の働きバチと見比べると、体が全体的に黒く、翅が破れている様子から何とも言えない迫力を感じます。
今まで採取する機会が無かったので、標本として保管することにします。

DSCN9856.JPG
DSCN9857.JPG
スズメバチの生態として、9月の後半には新女王バチが誕生するため、次の世代を守るために最も攻撃性が高くなっています。
人が刺される被害が最も多くなる時期ですので、安全に駆除するためにもスズメバチの巣を発見された場合は、早急にご連絡いただきますようお願いします。

2022.04.08

夜桜と灯りに集まる虫

こんにちは!昭和リーブス福知山本社技術研究室の木曽です。
福知山市内も月曜日頃から各所で桜が満開になり、春の訪れを実感しているところです。
日中に花見へ行きたいところですが、平日はなかなか難しいので夜桜スポットになっている福知山城へ行ってきました。
日中に見る風景と違い、ライトが当たっている部分は輝くように白く、陰になっている部分もお城の白壁に浮いて綺麗でした。
DSC_1876.JPG
DSC_1905.JPG
DSC_1896.JPG
ただ、職業柄もありスポットライトに集まる虫の多さに驚きました。(3枚目の写真に写っている白い点が虫です)
この先、気温が上がるとさらに虫の数が増加し、夜間に灯りに集まることが想像できます。屋外公園のスポットライトなら特に問題にならないと思いますが、食品工場様や製薬工場様では、夜間に建物内から照明の灯りが漏れると、異物となり得る虫を誘引しますので十分ご注意ください。
弊社では、照明などの灯りに誘引される虫の対策も承っておりますので、お気軽にご相談ください。

2022.02.28

そろそろ冬も終わり

こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の木曽です。

週間予報を見ると今週からは急に気温が上がる様子です。
先週の外出時も、作業を終えて車に戻ると車体に複数のユスリカがとまっており、既に虫が活動し始めているのを目の当たりにしました。
今年の冬は長期予報で伝えられていた通り、降雪や積雪量が多く、日常生活に支障が出た日もありましたが、季節は確実に春へ近付いている様子です。
DSCN9184.JPG

昆虫モニタリングをお世話になっている企業様には、既に報告書の中でお伝えしていますが、虫の発生が増加するとほぼ例外無く建物内への侵入も増加します。
虫の侵入が増加すると、製品の汚染や異物混入事故が発生する可能性も高まりますので、虫の侵入防止にご注意いただきますようお願いします。
防虫対策やお困りの問題、些細なことでも、迅速に対応致しますので、お気軽に弊社までお問い合わください。

2022.02.09

将棋

こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の吉田です。
コロナの影響で外出がままならず、週末はほぼ家で家族と過ごしています。

先日、急に高校生の息子が将棋を指そうと誘ってきました。
息子が小学生の時によく指していましたが、当然負け無しの連勝です。
いっちょ揉んでやるかと高をくくっていましたが、いざ始まってみると何度も牙城に攻め込まれ、大苦戦です。
2時間半の死闘の末、何とか勝利して顔では余裕を見せているものの、心の中では余裕など微塵もありません。

息子の成長を感じながら、たまには頭を使って遊ぶのも良いなと思った週末でした。

将棋写真 (2).jpg

2022.02.08

日々練習

こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の田村です。

昭和リーブスでは、技術研究室内で業務の一環として虫・異物同定検査を行っております。
私もその検査に携わることがあるため、今日は異物同定検査の練習も兼ねて、「骨」の同定検査を行いました。

同じ技術研究室内の先輩社員である木曽さんに教わりながら、検査を行いました。
(過去の弊社研究室ブログに木曽さんの異物同定検査の投稿もあるため、よろしければそちらもご覧ください)
主に行った検査は、「骨小腔を見る」、「FT-IRを使用しての物質の特定」の2つを行いました。
(※骨を同定する際に行う検査はこの2つ以外にもあります)

まず、骨小腔(こつしょうくう)の説明をさせていただきます。
骨小腔とは、骨繊維の特徴である紡錘形の空隙のことを言います。
文で説明されただけではわかりにくいと思いますので、写真を掲載させていただきます。
写りが悪いのは、まだまだ下手な証拠です...。
Inked試験用 骨 ×400_LI.jpgのサムネール画像

骨を医療用メスなどで薄くスライスし、400倍の顕微鏡で確認するとこのように見えます。
(赤く丸をしている部分が骨小腔です)

次にFT-IRでの物質の特定です。
機械に物質を挟み込み、赤外線吸収スペクトルを用いて、物質を特定してくれます。
その結果がこちらになります。
試験用 骨.jpg

黒線が骨片の見本を示し、赤線が今回使用したサンプルを示します。
黒線と赤線がほぼ一致しており、今回使用したサンプルが「骨」だということがわかります。

今回の練習では2つの検査を実施しましたが、特に骨小腔を確認するのが難しく、何度も骨をスライスしました。
分厚くスライスしすぎると、骨小腔が見えないため、スライスした後に骨が透けて見えたり、スライスしたものが反り返るぐらいの薄さでスライスしないといけません。
今回の検査でももっと薄くスライスすると、骨小腔が綺麗に見えたかもしれません。
自身の技術力向上のためにも、異物同定検査の練習もこれからは増やしていきたいです。

最新エントリー

2023 December

Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

昭和リーブス

お問い合わせ先

フリーダイヤル:0120-64-7575

【受付時間】9:00~18:00

お問い合わせフォーム